桜のつぼみもふっくらと、春色のにわかに深まりを感じる頃となってまいりました。
今週末にはお花見も見頃を迎えるようですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先週、春のお彼岸でもある春分の日を迎えましたね。
お彼岸と言えば、餡に包まれた餅米をお供えする方も多いと思いますが、
春のお彼岸には『ぼたもち』と言い、
秋のお彼岸には『おはぎ』と呼び名が変わること、皆さまご存知でしたか?
漢字で書くと『牡丹餅』『お萩』となるので、字を見てピンと来た方もいらっしゃると思います。
春に咲く牡丹の花に小豆を見立てて『牡丹餅』と呼び、
『お萩』は秋に咲く萩の花に見立ててそう呼びます。
今では一年中『おはぎ』として販売されていますが、お彼岸に『ぼたもち・おはぎ』を
お供えしたり、食したりする風習は江戸時代から始まったそうです。
何故『ぼたもち・おはぎ』なのかは、
小豆の赤色は古くから邪気を払う色とされていたので、災難が身に掛からないようにといった
願いが、先祖供養と結びついたと言われています。
また「暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉があるように、
春の彼岸は農作業が始まりを迎える時期で、収穫をもたらす山の神様へのお供えとして、
秋の彼岸は収穫を迎える時期なので、収穫に感謝して作ったと言われています。
理由は様々ですが、季節によって呼び名を変えるのは、風情があって素敵ですね(*^_^*)
『ぼたもち・おはぎ』のように餡子を使った和菓子は、
とまり樹の施設で日替わりでご提供しているおやつでも大人気ですが、
先月、住宅型有料老人ホーム『とまり樹鹿山』のお誕生日会では、
カラオケと共にお菓子バイキングを楽しみました(^^♪
開催すると毎回好評なお菓子バイキングは、様々な種類のお菓子をご入居者様に選んでいただき、
選んだお菓子をつまみながら皆さまで歓談してお過ごしいただきます。
カラオケをみんなで合唱したり、ご入居者さまの十八番を聞いたりしながら、
新しくご入居された4名のご入居者さまとともに、楽しい時間が過ごせました(^_^)v
【名古屋市緑区・住宅型有料老人ホームとまり樹鹿山】