とまり樹通信 10月1日配信

2018.10.01

週末心配されていた台風が過ぎ去り、爽やかな秋晴れとなりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

今日から10月。

10月は日本で別名、神無月と呼ばれます。

神無月の由来に、この月、出雲大社に日本中の神様が集まり、

出雲以外に神様がいなくなることから、神無月と呼ばれるようになったという説がありますが、

実はこの説は中世後の後付けで、出雲大社の御師が全国に広めた語源俗解なんだそうです。

 

しかしこの説は古くからあり、広く流布し、浸透してる為か、

この説が基となり、出雲地方では、神様が集まる神在月と呼ばれるようになりました。

また留守神といい、出雲に神様が皆集まってしまっては、その地域を鎮護するものが

居なくなるので、留守番をする神様がいると言われている地域もあります。

 

言葉や話の正確さを知り、誤った情報に流されないことは大切ですが、

一つの民間語源が数百年もの間、人々に言い伝えられ、

それを基にまた新しい説が出来るという、言葉が持つ、「伝わる力」を感じます。

 

言葉が持つ「力」を慎重に扱う事は勿論ですが、

介護の現場で、言葉を感謝や気持ちに表し、ご利用者さまに伝えていきたいと思います。

 

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